SOCCER-FOR-LIFEについて

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サッカーは日本で最も競技人口が多いスポーツです。そして、小学生のアンケートをみると、将来の職業の夢として、「サッカー選手」が上位に入ってきます。

でも、夢の実現は、簡単ではありません。プロサッカー選手になれるのは、ほんの一握りの人たちです。怪我や病気での断念、勉強との両立の難しさ、あるいは所属する部活やクラブの方針とあわない、といったさまざまな事情で、サッカーをあきらめる人は多いと思います。プロ選手になる夢を果たせる人は幸運ですが、それでも、引退後のキャリアに悩み、つまづく人もいます。

サッカーは、奥が深い団体スポーツです。仕事にも生きるスキルが身につくと話す専門家もいます。プロになってもなれなくても、サッカーに打ち込んだことが、将来の人生にとってプラスになるのなら、それはすばらしいことではないでしょうか。

また、サッカーはグローバルなスポーツで、全世界で何億人もの人が楽しんでいます。たとえ言葉が通じなくても、サッカーというスポーツを楽しむことで友達になれたりもします。

ただ、日本人が海外で暮らすことになったとき、どのようにサッカーを続けるべきなのか、保護者や子供が、とまどうケースもあります。海外のプロリーグの情報はたくさん日本でも紹介されていますが、小中学校や高校時代の情報は、多くはありません。

サッカーの育成の手法は国や地域によって異なりますが、そうした経験を伝えることは、異文化や多様性に触れることにつながります。

サッカーが好きな青少年や保護者が参考にしていただけるような情報を届けたいーーそんな思いで、2022年3月、サッカー好きの高校生と、サッカーに打ち込む息子を持つ保護者(いずれも当時)が共同代表となって任意団体を設立し、同年秋、このホームページを公開しました。

①海外サッカーの育成事情②キャリア、の大きく二つのカテゴリーに分け、選手や元選手、保護者の体験談といったオリジナル情報や、メディアやブログなどで参考になるような情報を集める形で、楽しんでもらえる情報提供をめざします。

Soccer-for-Life 〜サッカーが人生を豊かにする彩りとなるように、との願いをこめて。

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LEADERSHIP

Kanta Yamawaki

共同代表

山脇幹大(やまわき・かんた)

洗足池FC(東京都大田区)→Bethesda Soccer Club(米メリーランド州)→東急Sレイエス U15(横浜市)→横河武蔵野FC U18(東京都武蔵野市)→国際基督教大学高校サッカー部→国際基督教大学(ICU)サッカー部

4歳からサッカーを始める。7歳から4年あまりアメリカで生活し、地元の強豪クラブチームに入り、キャプテンに。帰国後、中学時代は東急レイエスFC(関東リーグ所属)でプレー。2020年秋からのJFA高円宮杯U15大会で、チームは関東大会を勝ち抜き、全国大会に出場。2021年1月に心房粗動と診断され、カテーテル手術を受ける。高校では、横河武蔵野FCに入部後、心電図の異常や怪我が相次ぎ、退部。現在は、国際基督教大学(ICU)サッカー部に所属。

小さいころからの僕の夢は、海外でプロのサッカー選手になることでした。ところが、15歳のある日、サッカー中心の日常が一変しました。突然、心臓の問題でサッカーを中断しなければいけなくなったからです。
「僕からサッカーをとったら何が残るのか」。自問自答する日々。でも、これまでサッカーと向き合ってきた過去を振り返るなかで、僕がサッカーを通じて得たものの大きさを実感しました。そして、東急レイエス時代のチームメイトの保護者である元木幹雄さんと一緒に、サッカーに夢中になっている子どもたちだけでなく、怪我や病気でサッカーができない選手や挫折を味わっているような選手も元気になれるようなサイトを作れないか、と考えました。
僕が経験したアメリカのサッカークラブの日本との違いも面白く、友達や知人から聞く海外サッカーの経験も、その国の文化も反映してさまざまです。育成段階の海外サッカーの情報もこのサイトで発信していきたいと思います。

元木 幹雄

共同代表

元木幹雄 (もとき・みきお)

総合人材サービスグループ執行役員。2001年に入社。人事制度及び人材育成制度の導入・定着に向けたコンサルティングやトレーニング、タレントマネジメントシステムの導入支援、各種サーベイやアセスメントの企画・実行支援に従事し、現在に至る。

10年以上、土日祭日は、息子たちのサッカー観戦にいそしんできた。長男は、Jアカデミー所属の高校生、次男は街クラブ所属の小学生。(2022年9月現在)
小学・中学時代は野球部、高校時代はラグビー部だった。

小学生時代にプロ野球選手を目指していた私は、中学2年生の時にその夢を諦めました。憧れていた先輩が甲子園の常連高校に進学したところレギュラーどころか、ベンチにも入れないと聞いたからです。
自分の息子もそのうちプロになることを諦めるのではないかと考えていましたが、高校生になった今も、Jクラブのアカデミー(プレミアリーグ所属)で夢を追い続け、サッカーに打ち込む生活をしています。
プロサッカー選手は、引退する平均年齢も26歳といわれ、才能や努力の量に比べ、報われやすい職業とは言えません。だからといって、夢を捨てて欲しいとも思いません。ただ、プロになることがゴールではなく、必要な情報を得つつその後の長い人生のことも考えながら、自分の夢を追い続けて欲しいと考えています。
今、保護者としてできるのは、「したいこと、やりたいこと(Will)」「できること(Can)」「しなければいけないこと(Must)」などを問いかけることぐらいでしょうか。
これまで研修に携わってきた経験を生かし、同じような期待や不安を持っている選手や保護者の方々にとって、少しでも役立つと思っていただけるサイトになれば、と願っています。

応援します!

山脇幹大君と、元木幹雄さんの息子さんは、東急SレイエスFC U-15の中心選手でした。中でも、2020年末の高円宮杯での活躍は忘れられません。関東大会では、Jリーグクラブのアカデミーチームなど有力チームを次々に破り、全国7000チームの中で、32チームだけが出場できる全国大会に出場しました。幹大君は、関東大会の代表決定戦や、全国大会でもゴールを決めました。
時に英語をノリで使い、ゴールを決めればダンスをするなど、チームをいつも明るくしてくれる存在でした。
その後、病気や怪我でサッカーのキャリアが中断されたのは残念ですが、きっとサッカーで得た仲間や経験は一生モノになっていると思います。
チームメイトへの思いやり、コミュニケーション能力など、サッカーというスポーツから得られることは多いと思います。「Soccer-for-Life」の活動を応援しています!

宮島コーチ


東急SレイエスFC U18監督 / 宮島俊(みやじま・すぐる)

応援していただける皆さまへ

「Soccer-for-Life」は、2人の共同代表を中心に、ボランティアによって運営されている任意団体のホームページ(HP)です。
これからも、海外サッカーの育成事情、サッカー選手のセカンドキャリアなど、サッカーと人生をめぐる話題を集め、このHPで紹介していきたいと考えています。
こうした分野に関心をもっておられる選手や保護者の方々に、少しでもご参考になればうれしく存じます。
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